【人生を変える】最強の仕事術(誰でも実践できる仕事の教科書)を読んで頂き、ありがとうございました。 今回は、実践編という形で記事を書きました。 現在、仕事がうまくいかずに、悩んでる方はいませんか? スポーツ、趣味等で伸び悩んでる方はいませんか? 僕の仕事術の考え方を理解し、実践すれば、どんな業種であっても仕事ができるようになると思います。また、この仕事術の考え方に基づけば、スポーツでもあっても、趣味であっても、実生活であっても、飛躍的にレベルを向上させることができると思います。 僕は大学院修了後、大手企業において、最年少で新規プロジェクトの関西責任者となり、独自の仕事術を基にプロジェクトを成功させました。現在は、化学、特許、英語を使ったグローバルな仕事をしていますが、この仕事においても仕事術は大いにいかされています。ぜひ、僕の仕事術が皆様のお役に立てれば幸いです。
仕事術の考え方のおさらい
仕事のできる人は、
①問題解決能力
②創造力
に優れており、
①問題解決する際には、
観察→分析→判断(改善案)の順に自然と考えています。
観察とは、問題点を発見することであり、
問題点を挙げるときに、いかに細かく観察して真の問題点を導き出せるかどうかが、適切な改善案を導き出すための鍵となります。
分析とは、観察で発見した問題点がなぜ生じているのか、その原因(理由)を導き出すことであり、
分析する際には、その原因を推定し、実際に調査した上で、原因を確定するという順に考えることが重要です。
判断とは、分析で確定した原因を基に、その原因を解決するための改善案を導き出すことであり、
分析→判断の過程で、新たな問題点が生じた場合は、観察、分析、判断を繰り返せば、改善案を導き出すことができます。
上記観察➔分析➔判断が適格かつスムーズにできるようになれば、問題解決能力を向上させることができます。
②創造力とは、今までにない新しいものを作り出す能力のことです。
創造力を養うためには、
1)引出し、すなわち、自分の持っている知識を増やすこと
2)観察、分析、判断を鍛えることが重要となります。
僕の仕事術の教科書を以下に添付していますので、もし見られていない方がいましたら、ぜひご覧ください。
最強の仕事術を実践しよう
今回は、あなたが技術者であった場合を例として、どうやって、観察、分析、判断の思考回路を駆使し、仕事を成功させるのかを解説します。
技術者を例にして解説しますが、僕の仕事術は考え方を習得することが重要であり、それさえ習得しまえば、どんな分野であれ応用できます。僕は理系の大学院卒でありながら、マネージメント、法律、化学など色んな分野でこれを実践してきました。
そこで、僕の記事で評判が良かったボンドの話をリニューアルさせて解説します。
実践例
あなたは木工用ボンドしかない時代に、今までにない新しいボンドを開発するように、会社から命じられたとしましょう。あなたはどのように、この仕事を成功させますか。
実際に、どのように観察➔分析➔判断の思考回路、及び創造力を使って仕事をしていくのかを、理法魚男子と、技術者のぎんた及びまみの会話形式で解説します。
観察(問題点を発見すること)

出典:コニシ株式会社ホームページ
[st-kaiwa1]待て待て。良好な改善案を導き出すためには、問題点を掘り下げて考えることが原則だ。もっと深く問題点を考えてみよう。[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa3 r]了解です。木工用ボンドは、ボンドの成分が水に溶けた液であって、塗った後にボンド中の水が木材に吸収又は蒸発することで固まって接着します。要するに、木工用ボンドを塗った後に、ボンド中から自然と水が除去されることで、固まって接着するから、木工用ボンドの接着(固化)に時間がかかる原因は、「ボンド中から水が除去されるのに時間がかかる」からじゃないですか。


<観察・分析・判断の表>
観察欄➔「塗った後にボンド中から水が除去されるのに時間がかかる」
分析(問題点が生じている原因を見出すこと)



<観察・分析・判断の表>
分析欄➔「水の沸点が高いこと、木材に水が移動するのが遅いこと」
判断(改善案)







<観察・分析・判断の表>
分析欄→「水を除去するというメカニズムを使用して接着させている」



<観察・分析・判断の表>
判断➔「水と反応して固化(接着)する物質を用いる」


木工用ボンドしかない時代に、問題解決能力及び創造力を使って、瞬間接着剤を勝手に生み出してみました(笑)。これは、仕事術の考え方を説明するものであり、実際にはもっともっと多くの細かい苦労があって瞬間接着剤は開発されていることにご留意ください。
これは一つのほんの一例にすぎませんが、どの分野であれ、問題解決能力と創造力は重要です。
仕事はもちろんですが、何をやっても、問題解決能力(観察、分析、判断の思考回路)と、創造力に優れている人は、高いレベルで結果を残すことができると僕は考えます。
ぜひ、みなさんも普段から観察、分析、判断の表を使って実践してみてください。