
今回は、「全ての業種に通じる仕事術・・・仕事ができる人になるためのノウハウ(1)」というテーマで記事を書きました。
仕事ができる人間とは
どの業種であれ、仕事のできる人は、以下の2点、
①問題解決能力
②創造力
に優れる人であると考えます。
結論をいえば、
この2点の能力、特に①の能力を鍛えれば、
どの業種に入っても仕事ができる人になれます。
例えば、営業職の人であれば、
なぜ、商品が売れず、営業成績が悪いのかを分析し、改善策を短期間で見出せる問題解決能力の高い人は、飛躍的に営業成績を伸ばすことができます。
例えば、薬の合成を仕事とする研究者であれば、まず、目的とする薬を合成するためにどのようなステップで、合成可能であるかを決定します。
そして、そのステップに従って、実際に合成をするのですが・・・、目的とする物質が合成できない場合があります。
その場合に、合成できない理由を短期間で見出し、合成方法を修正できる問題解決能力の高い人は、目的とする物質の合成に早くたどり着くことができます。
もちろん、専門職であれば、バックグラウンドは必要ですが、
①の能力に優れる人間は、どの業種であれ、仕事ができる人になれると思います。
それでは、どのようにして、①問題解決能力に優れる人間になれるのでしょうか。
育った環境じゃないの??
とか思ってしまいがちですが、
ちょっとしたことを意識するだけで、その能力は飛躍的に向上できると僕は考えています。
実際に僕がそうだったからです。
【観察分析判断】問題解決する際の思考回路
問題解決するための手順を考えてみましょう。
1.まず、うまくいかない時にその問題点は何なのかを考えますよね。
すなわち、問題点が何かを観察しているんです。
2.次に、観察して見出した問題点は、なぜ生じているのかを分析しますよね。
3.最後に、その分析結果を基に、改善案を考えます。
普段、意識していない人が多いと思いますが、
問題を解決する時には、
観察→分析→判断(改善案)の順に自然と考えているのです。
なぜ、仕事ができない人と、仕事ができる人で差が出るのか??
それは、仕事ができない人は、
観察、分析、判断のどれかを間違えて認識してしまってる人だと思います。
一つでも、間違えてしまうと、適切な改善案を導き出すことができませんよね。
例えば、観察は端的にいうと、問題点を発見することですが、
意外に問題点を間違えて認識してしまい、
特に仕事のできない人、すなわち、問題解決能力の低い人は、観察を間違えている人が意外に多いんです!!
詳細は、続編で解説しますが、
問題解決能力と創造力を向上させれば、仕事ができる人になれると僕は確信しています。